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焼肉ドラゴン
9784041069066
焼肉ドラゴン
著者:
鄭 義信
572
円(税込)
発売日
2018年05月25日
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ISBN コード : 9784041069066
サイズ :文庫判 総ページ数: 192
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 7.5 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
たとえ、昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる……
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。
関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり−−。
そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった−−。伝説の舞台を演出家自ら映画化&小説化!
著訳者プロフィール
●鄭 義信:93年『ザ寺山』で第38回岸田国士戯曲賞を受賞、同年、『月はどっちに出ている』の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞、キネマ旬報脚本賞などを受賞。98年『愛を乞うひと』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞などを受賞。『焼肉ドラゴン』では第12回鶴屋南北戯曲賞。第16回読売演劇大賞、最優秀作品賞。第59回芸術選奨、文部科学大臣賞など数々の演劇賞を総なめにした。2014年春の紫綬褒章受賞。
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たとえ、昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる……
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり−−。
そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった−−。伝説の舞台を演出家自ら映画化&小説化!
著訳者プロフィール