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入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(三)

748円(税込)
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発売日2019年02月23日
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  • ISBN コード : 9784041069134
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

直吉に濡れ衣の罠! そして、変わりゆく家族の形。波乱の新章、完結!

家族の形は変わりゆく。
大凶作、打壊し、さらに殺しの濡れ衣――苦難を乗り越え、絆を新たにした大黒屋の行く末は?


打壊しの危機を乗り越えた角次郎は、長く大黒屋を支える番頭の直吉に暖簾分けをゆるす。
互いへの恋心を抑えきれない善太郎とお稲は、次こそ最後の逢瀬と、ある場所へ足を向ける……。
そんな中、金貸しが何者かに殺され、金を奪われる事件が発生。
生き残った小僧の証言等から、直吉が捕らえられてしまった!
事件の裏に張り巡らされた罠をはね返し、直吉の潔白を証すべく、一同は力を合わせ奔走する。
急展開の新章、完結!

著訳者プロフィール

●千野 隆司:1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。