佐高信の昭和史

佐高信の昭和史

著者: 佐高 信
1,012円(税込)
発売日2018年08月24日

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  • ISBN コード : 9784044004101
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 336ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

『「常識」を疑う――。その重要性を教えてくれます』望月衣塑子氏推薦!

歴史にただ一つの真実というものはない――。誰の視点で語られているのか、誰がそれを重要な事柄と判断したのか。強者の発する声だけでなく、弱者の声もすくい、複眼的に見ることで、客観的真実が浮かび上がる。すべての歴史を現代史として捉えて、現在と過去との対話という観点から、戦争へと突き進む昭和と、戦後70年の日本社会の軌跡を辿る。リベラルな視点で昭和を捉え直し、現代日本に警鐘を鳴らす。
解説・望月衣塑子

著訳者プロフィール

●佐高 信:1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、ノンフィクション作家、評論家として活躍中。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。「週刊金曜日」編集委員。著書に、『西郷隆盛伝説』『安倍晋三と翼賛文化人20人斬り』『誰が平和を殺すのか』『平民宰相 原敬伝説』『敵を知り己れを知らば』、共著に、『安倍政権を笑い倒す』『難局の思想』『戦争と日本人』『原発と日本人』など多数。

目次


序  章 疑念を持って歴史を見つめる視点 〜もうこれ以上だまされてはいけない
第一章 銀行を潰したのは誰だ? 〜昭和恐慌はなぜ起きたのか
第二章 なぜ軍国主義に染まっていったのか 〜苛烈化する思想
第三章 なぜ「世界の孤児」へと暴走したのか 〜満州事変から国際連盟脱退にいたる道
第四章 時流に媚びない人たち 〜彼らはどう異を唱えたのか
第五章 戦争協力と戦争責任を考える 〜日本的な同調型思考停止社会のワナ
第六章 つくられた終戦記念日 〜本当の終戦はいつだったのか
第七章 戦後を牽引したニッポンの会社の裏側 〜サラリーマンはなぜ「社畜」化したのか
第八章 労働組合は何をしてきたか 〜なぜか嫌われる理由と本来の意義
第九章 社会党はなぜダメになったのか 〜リベラル勢力の凋落に思うこと
第十章 創価学会はなぜゲンダイのタブーになったのか 〜政教分離を瓦解させたモンスターの正体
第十一章 組織・社会とどう関わっていくか 〜「個」を殺されずに生きるために
終  章 黒幕たちの昭和史 〜闇の世界の顔役の動き

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