鹿の王 水底の橋

鹿の王 水底の橋

1,760円(税込)
発売日2019年03月27日

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  • ISBN コード : 9784041071182
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 424ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 23.1 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

2015年本屋大賞受賞作『鹿の王』の、その先を描いた命の物語。

なによりも大切にせねばならぬ人の命。
その命を守る治療ができぬよう、
政治という手が私を縛るのであれば、
私は政治と戦わねばなりません。

黒狼熱大流行の危機が去り、
東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。

様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らず
オタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医・真那の招きに応じて、
恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。

ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、
思いがけぬ成り行きで、次期皇帝争いに巻き込まれていき!?

異なる医術の対立を軸に
人の命と医療の在り方を問う意欲作!

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医療に関わる深い考察が、
帝位をめぐるドラマに染みこんでいる。
物語をつむぐ技の見事さを堪能した。
―― 荻原規子さん(作家)

薬をいかに扱うか。
医師達の誇りと尊厳の戦いが、
情緒豊かな上橋ワールドで
繰り広げられる。
極上のサスペンスドラマ!
―― 佐藤多佳子さん(作家)

いつかホッサルや津雅那師と、
命について心ゆくまで語り合いたい。
―― 夏川草介さん(作家)

明日への言葉が道しるべ
川を渡り谷を過ぎ
上橋菜穂子の世界に旅をする
はるかな時間さえ超えて
―― 萩尾望都さん(漫画家)

人はなぜ病むのか。そして、いのちとは何か。
人類史最大の問いの答えが明かされる。
―― 福岡伸一さん(生物学者)

異なる道は辿っても、
「人を救いたい」という出発点は皆同じ。
本物の医療がここにあります。
―― 水上 颯さん(東大生クイズプレイヤー)

良質のファンタジーは本当の癒しになります。
―― 養老孟司さん(解剖学者)

著訳者プロフィール

●上橋 菜穂子:作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。
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