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衣笠祥雄 最後のシーズン

924円(税込)
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発売日2018年08月10日
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  • ISBN コード : 9784040822655
  • サイズ :新書判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 12.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

山際淳司が描いた衣笠祥雄、星野仙一らレジェンドの横顔。再編集版で復刻。

タフな男であるはずだった。
ちょっとぐらいの骨折なら、
何もいわずにゲームに出ていくような男だった。
そしていつものようにプレイして、
けろりとしている男だった。
“鉄人”にふさわしいエピソードをいくつも残していた。
その鉄人の、心の内側は、
とてもナイーブで傷つきやすく、繊細だった。
それが見えたとき、
人はこの鉄人を好きになるのだろう、と思われた。
(「バットマンに栄冠を――衣笠祥雄の最後のシーズン」より)

衣笠祥雄、星野仙一、根本陸夫、東尾修、荒木大輔、落合博満、田淵幸一、江夏豊。
昭和のレジェンドの素顔に迫る、山際淳司・プロ野球短編傑作選。

著訳者プロフィール

●山際 淳司:作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。2017年7月に野球短編だけを集めた傑作選『江夏の21球』が角川新書より刊行。

目次

第一章 名将
・メルセデスにて
・オールド・ボーイズ・オブ・サマー
第二章 名投手
・<サンデー兆治>のこと
・二〇〇勝のマウンド
・そして今夜もエースが笑う
第三章 強打者
・アウトコース
・田淵の夏の終わり
・バットマンに栄冠を――衣笠祥雄の最後のシーズン
終章 引退
・一本松にて