ミネルヴァとマルス 下 昭和の妖怪・岸信介

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ミネルヴァとマルス 下 昭和の妖怪・岸信介

著者: 中路啓太
2,035円(税込)
発売日2019年03月29日
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  • ISBN コード : 9784041074268
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 400ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 132 × 188 × 24.9 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

岸信介vs田中角栄!平成が終わるいま読むべき、昭和史小説の新たな金字塔

巣鴨プリズンから生還し、政界に蘇った男の激闘――。

いまに連なる「昭和」に、何が起きたのか?
真の独立国家再建を目指した政治家・岸を通じて描く、渾身の歴史小説!

A級戦犯容疑で投獄されたものの、不起訴処分で巣鴨プリズンから釈放された岸信介。
大国のエゴとエゴがぶつかり合う戦後世界において、岸は文人政治家として、日米安全保障条約の改定や、自主憲法の制定、二大政党制の実現を目指して動き出す。
だがそこには、途方もない困難が立ちはだかる。
アメリカの野望。マスメディアの批判。自宅まで押し寄せるデモ隊。党内外の争い。そして弟・佐藤栄作のもとで勢力を伸ばす田中角栄――。

昭和六十二年、満九十歳でこの世を去るまで政治の表裏に関わり、「昭和の妖怪」と呼ばれた男の波乱の生涯!

著訳者プロフィール

●中路啓太:1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、『火ノ児の剣』で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し作家デビュー。10年、『己惚れの砦』(文庫化時に『己惚れの記』に改題)で第31回吉川英治文学新人賞の候補に。15年、『もののふ莫迦』で第5回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。16年、『ロンドン狂瀾』が第7回山田風太郎賞の候補になる。他著に『傾国 もうひとつの楊貴妃伝』『獅子は死せず』『うつけの采配』『ゴー・ホーム・クイックリー』などがある。

目次

下巻 目次

  第十五章 幽囚の日々  
  第十六章 鮪は巣鴨にかぎる  
  第十七章 主権回復  
  第十八章 大いなる挫折  
  第十九章 嘘も方便  
  第二十章 鳩山内閣誕生  
  第二十一章 両岸と呼ばれて  
  第二十二章 乃公出でずんば  
  第二十三章 宰相の座 
  第二十四章 躓き  
  第二十五章 昨日の敵  
  第二十六章 五月十九日  
  第二十七章 退陣  
  第二十八章 車夫馬丁の類 
  第二十九章 昭和の妖怪
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