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オリンピック選手の身体感覚とは? ヒトの潜在能力の高さと奥深さに驚愕。
速く走るにはももを高く上げる、筋力が大きい方が勝つ、肩凝りの原因は肩にある――。わたしたちの思い込みは、本当に正しいのか。スポーツや日常生活の動作における、からだの仕組みと構造を、第一線の研究成果で解説。無意識のうちにオリンピック選手たちが見せる驚愕の身体動作の例をはじめ、豊富な図版やエピソードとともに、人間の潜在能力の高さに迫る! 「力感を抜いて動作の質を上げる」からだ使いが分かる、最新の身体論!著訳者プロフィール
目次
1 もも上げ神話
2 主観と客観のずれ
3 バネの誤解
4 動きの本質
5 スポーツ力
6 生理と心理のずれ
第2章 筋力に対する誤解
1 筋力万能主義
2 筋力の通じない世界
3 屈曲感覚
4 膝の抜きを使ったからだ使い
5 地面反力
6 伸展と屈曲
第3章 手足、体幹の使い方
1 腕の肉絞りの誤解
2 からだの姿勢と気分
3 脚の動かし方
第4章 走り方を考える
1 地面を強く蹴る
2 バランスを崩したバランス
3 外旋着地
4 頭部の制御