童話挿絵の巨匠による名作180点が、あらすじ付きでよみがえる!

【特殊印刷でさらに美しく】イギリスが世界一の繁栄を誇った19世紀。ロンドンでは豪華絢爛な挿絵本が多数出版されていた。その頂点に立つ挿絵画家、アーサー・ラッカム。その画業のすべてを振り返る究極の一冊。

●平松洋：美術評論家、フリーキュレーター。1962年、岡山県生まれ。早稲田大学文学部卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、早稲田大学エクステンションセンターなどで講師も務める。主な著書に『クリムト　官能の世界へ』『最後の浮世絵師　月岡芳年』（以上、角川新書）、『名画の謎を解き明かす アトリビュート・シンボル図鑑』『ラファエル前派の世界』『バーン・ジョーンズの世界』『名画 絶世の美女130人』『名画 絶世の美女 ヌード』『名画 絶世の美女 魔性』(以上、ＫＡＤＯＫＡＷＡ)ほか多数。

総論　　アーサー・ラッカムの魅力
作品１　ワンダー・ブック
作品２　不思議の国のアリス
作品３　ケンジントン公園のピーター・パン
作品４　真夏の夜の夢
作品５　二―ベルングの指環

本書は2011年5月に新人物往来社より刊行した『挿絵画家　アーサー・ラッカムの世界』に、掲載絵画を鮮やかにする特殊印刷をほどこした新装版です。