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反-憲法改正論

著者: 佐高 信
990円(税込)
発売日2019年05月10日

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  • ISBN コード : 9784040822976
  • サイズ :新書判    総ページ数: 304
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 13.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

このまま「戦争のできる国」へと向かうのか――日本に今の憲法が必要な理由

 保守にあって改憲に反対した宮澤喜一や後藤田正晴、野中広務。「九条の会」呼びかけ人、澤地久枝・井上ひさし。『官僚たちの夏』の主人公・風越信吾のモデル、異色官僚・佐橋滋。少年兵として戦争を体験した城山三郎や「憲法を変えるなどもってのほか」と主張した宮崎駿監督、三國連太郎、美輪明宏、吉永小百合といった文化人、そしてアフガニスタンで井戸を掘りつづける医師・中村哲。
 彼らがどう人生を生き、そして憲法を護りたいのか。著者だからこそ知り得たエピソードとともにその思いに迫る(本書は、光文社刊の単行本『この人たちの日本国憲法』に、新たに澤地久枝氏と井上ひさし氏の2章を増補した角川新書版です)。

[もくじ]
第1章 「九条の会」の孤塁を守る澤地久枝
第2章 井上ひさしは憲法をやさしくおもしろく語った
第3章 宮澤喜一の『新・護憲宣言』
第4章 「戦争で得たものは憲法だけだ」と呟いた城山三郎
第5章 “異色官僚”佐橋滋の非武装論
第6章 派兵反対に職を賭した後藤田正晴
第7章 野中広務の日本への遺言
第8章 徴兵を忌避しようとした三國連太郎
第9章 美輪明宏の「戦争は野暮の骨頂」
第10章 「憲法を変えるなどもってのほか」の宮崎駿
第11章  吉永小百合の平和への祈りと行動
第12章 アフガンを歩く日本国憲法、中村哲

著訳者プロフィール

●佐高 信:1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、評論家として活躍。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。著書に『平民宰相 原敬伝説』(KADOKAWA)、『安倍「日本会議」政権と共犯者たち』『巨大ブラック企業』(以上、河出書房新社)、『上品の壁』(七つ森書館)、『西郷隆盛伝説』『佐高信の昭和史』(以上、角川ソフィア文庫)、『福沢諭吉と日本人』『城山三郎の昭和』(以上、角川文庫)、『田中角栄伝説』(光文社知恵の森文庫)、共著に『安倍政権を笑い倒す』(角川新書)など多数。