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魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信
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魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信

著者: 常光 徹
発売日
2019年07月20日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
1,870
ISBNコード
9784047036796
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判 変形
商品寸法(横/縦/束幅)
127 × 190 × 18.5 mm
総ページ数
276ページ
よみがえる伝承の記憶。言い伝えから読み解く庶民の心意。
「異常豊漁は地震の前兆」「庭の南天は災いを避ける」――。わたしたちの身辺でとりざたされる俗信には、災厄の予兆を感知し、日々の不安を除く生活の知と技がこめられている。さりげない日常に息づいた、庶民の想像力と心のくせが凝縮した言い伝えといえるだろう。家屋敷、生活道具、自然災害にまつわる膨大な俗信資料を整理し、悪霊・境界・流言などについて、伝承の背後に広がる民俗世界とその意味をさぐる。

目次

1 家屋敷と俗信
第一章 生死と境界の空間――屋根と床下
第二章 植物と家の盛衰――庭木の吉凶
第三章 他界への出入り口――井戸 
2 生活道具と俗信
第一章 人生の節目を表象――箒
第二章 祓う・拒む・鎮める――箕  
第三章 禁忌と魔除けの呪具――鍋  
第四章 欺く・招く・乞う――柄杓   
3 災害と俗信
第一章 地震と唱え言  
第二章 幕末土佐の人と動物――『真覚寺日記』から