うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした

out_of_stock

うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした

カバーイラスト: わみず
660円(税込)
発売日2019年09月21日
ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784041083970
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

なぜか、ワケアリ物件ばかり集まる不動産屋に入社してしまった美波の運命は

うさぎ通りにある小さな商店街の「丸亀不動産」。唯一の社員・美波の採用理由は「視えるひと」だったから。女社長は心霊現象の原因究明と問題解決のため、住人が出て行くアパートへ美波を調査に行かせるが、生来気が弱く除霊能力もない彼女には何もできない。「出た」アパートの最後の住人・華子と知り合うが、彼女は無理心中家族の生き残りだった事を知る。先に死んだ両親や弟が化けて出ていたのだが、その理由を知って美波は一策を講じる。生前妻に言い放った「一言」をわびようとするサラリーマンの幽霊、結婚式の定番ソングが大音量で掛かる部屋で死んだ男性が残した思いなど、なぜかやむを得ず出てくる幽霊たちにはみんな切ない事情があって……。ワケアリ物件が集まる不動産屋とライバル店のイケメン営業も絡んで、必死すぎの美波に思わず笑って共感! 死んだ人と残された人をつなぐ、新感覚お仕事小説。

著訳者プロフィール

●堀川 アサコ:1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『おもてなし時空ホテル〜桜井千鶴のお客様相談ノート〜』、『仕掛け絵本の少女』『月夜彦』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』などがある。

目次

プロローグ
第一話 入居者がどんどん出て行くアパート
第二話 事故物件ではないのに幽霊の出る部屋
第三話 事故物件に住む人

最近チェックした商品