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縁切寺お助け帖 姉弟ふたり

748円(税込)
発売日2020年01月23日

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  • ISBN コード : 9784041084434
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

”江戸の離婚弁護士”が夫婦問題を鮮やかに解決!

離縁を望む女が駆け込む縁切寺、鎌倉・東慶寺。
夜明け前の深い闇の中、若い男が美しい娘の手を引いて走ってくる。
二人は、役人の妾にされた美しい姉・梓と、姉を想う以上の気持ちを隠して梓を守る弟・辰五郎だった。
多くの駆け込み女を守ってきた東慶寺だが、梓を囲った「役人」は東慶寺にとってまずい相手、寺社奉行で――。
東慶寺を守るには、姉弟を見捨てるしかないのか?
寺を統べる水戸徳川の姫・法秀尼の下、女剣士・茜や寺飛脚の梅次郎をはじめとする寺の仲間が、駆け込み女達と寺のため奮闘する。
人情と絆のシリーズ第2弾。

著訳者プロフィール

●田牧 大和:1966年東京都生、明星大学人文学部英語英文学科卒。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表。2007年『色には出でじ 風に牽牛(あさがお)』(『花合せ 濱次お役者双六』に改題)で、第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー。「鯖猫長屋ふしぎ草紙」シリーズ(PHP文芸文庫)、「藍千堂菓子噺」シリーズ(文春文庫)、「とんずら屋請負帖」シリーズ(角川文庫)や、『陰陽師 阿部雨堂』など多数。いま注目の時代小説作家。

目次

駆込ノ一 秋山尼、怒る
駆込ノ二 茜、疑う
駆込ノ三 梅次郎、迷う