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皇子たちの悲劇 皇位継承の日本古代史

1,980円(税込)
発売日2020年01月27日

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  • ISBN コード : 9784047036826
  • サイズ :四六判 変形   総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 15.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

天皇(大王)として即位できなかった皇子たちから、古代王権の本質に迫る

『古事記』『日本書紀』をはじめ、日本古代の歴史書には、天皇として「即位できなかった皇子」の記事が多数残されている。これらの皇子たちの多くには、残念では済まされない苛烈な未来が待っていた。彼らは、なぜ即位することができなかったのか。記紀の伝承時代から、律令制成立期、律令制下、さらには平安時代の摂関期から院政期にかけて、敗者となった皇子たちの政治的背景を探求し、日本古代国家の本質に背面から迫る。

著訳者プロフィール

●倉本 一宏:1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代政治史、古記録学。主な著書に、『平安朝 皇位継承の闇』(角川選書)、『蘇我氏』『藤原氏』『公家源氏』(中公新書)、『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』『藤原行成「権記」全現代語訳』(講談社学術文庫)、『藤原道長の日常生活』『戦争の日本古代史』『内戦の日本古代史』(講談社現代新書)がある。

目次

序章  伝承時代の王子
第一章 倭王権の成立と王子
第二章 律令制成立期の王子(皇子)
第三章 律令国家と皇子
第四章 平安朝の確立と皇子
第五章 期摂関政治と皇子
第六章 摂関政治全盛期の皇子
第七章 院政と皇子