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信長と家臣団の城

著者: 中井均
1,870円(税込)
発売日2020年03月27日
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  • ISBN コード : 9784047036871
  • サイズ :四六判 変形   総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 12.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

居城と攻城戦の陣城から読み解く“信長の城”分析の決定版。

織豊系城郭にはそれまでの城にはない特徴がある。居城における石垣、瓦、礎石建物という三つの要素だ。そして、攻城戦においても、包囲戦という戦略で、敵の城の周囲に陣城と呼ばれる小規模ではあるが縄張り構造が極めてテクニカルな城を築き、周囲を封鎖する戦法を用いた。縄張り研究、考古学、文献史学をもとに、織豊政権の居城と陣城の分析の研究をライフワークとしてきた著者の集大成となる一冊。

著訳者プロフィール

●中井均:中井均:滋賀県立大人間文化学部教授。昭和30年、大阪府生まれ。龍谷大文学部卒。滋賀県文化財保護協会、長浜城歴史博物館長などを経て現職。専門は日本考古学、特に中・近世城郭の研究。

目次

●第一章 信長の築城
一.清須城へ 二.小牧山城の築城 三.岐阜城
●第二章 安土城の構造
一.安土築城 二.安土城の縄張り 三.安土城の石垣 四.天主 五.本丸御殿 六.安土城の瓦 七.その後の安土城
●第三章 将軍の城と子息・一門の城
一.足利義昭の居城武家御城の築城 二.織田信雄、信孝、信包の居城
●第四章 近江の支城網
一.羽柴秀吉の長浜城 二.明智光秀の坂本城 三.織田信澄の大溝城 四.丹羽長秀の佐和山城 五.湖の城郭網
●第五章 信長家臣団の城
一.羽柴秀吉の築城 姫路城 二.明智光秀の築城 周山城、福知山城、黒井城、亀山城 三.池田照政の築城 兵庫城  
四.柴田勝家と府中三人衆の築城 北庄城、丸岡城、龍門寺城、小丸城、府中城  五.細川藤孝の築城 勝龍寺城
●第六章 合戦と陣城
一.桶狭間合戦と陣城 鳴海城、大高城 二.姉川合戦と志賀の陣と陣城 横山城 三.佐和山城包囲網 四.小谷城攻めと陣城 虎御前山砦  五.有岡城攻めと陣城 六.三木城攻めと陣城 七.鳥取城攻めと陣城 太閤ヶ平
●終章 信長の居城と陣城の意味するもの