雪の女王 アンデルセン童話集

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雪の女王 アンデルセン童話集

訳者: 山室 静
704円(税込)
発売日2019年09月21日
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  • ISBN コード : 9784041086209
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

純真な愛が心を溶かす。哀しくも美しい名作集。

悪魔の鏡が砕け、世界中にとびちった。そのかけらの一つが目に入り、少年カイの心は氷のかたまりのようになっていく。いじわるになってしまったカイを、雪の降るある日、雪の女王が連れ去ってしまう。少女ゲルダはカイをさがし、日の光やカラス、鳩、魔法使いや山賊の娘、トナカイらに助けられながらお城へ向かうが……。表題作ほか、「みにくいアヒルの子」「モミの木」「赤い靴」「マッチ売りの少女」など、中期代表作10話を収録。

[もくじ]
みにくいアヒルの子
モミの木
雪の女王――七つのお話からできている物語
赤い靴
マッチ売りの少女

影ぼうし
水のしずく
幸福な一家
ある母親の物語

解説  訳者

著訳者プロフィール

●アンデルセン:1805年デンマーク、オーデンセに貧しい靴屋の息子として生まれる。14歳のとき、俳優を志してコペンハーゲンへと飛び出すが挫折。30歳のとき、小説『即興詩人』を発表。以後、『親指姫』『はだかの王さま』『みにくいあひるの子』『雪の女王』『マッチ売りの少女』など212篇の童話を残した。生涯独身のまま、1875年、70歳で逝去。葬儀にはデンマーク国王と王太子も参列した。
●山室 静:文芸評論家、翻訳家。1906年鳥取県鳥取市生まれ。東北大学文学部美術科卒業。埴谷雄高らと雑誌「近代文学」を創刊。また堀辰雄らと雑誌「高原」の創刊にかかわり、のちに日本女子大学教授。北欧神話・北欧文学に造詣が深く、ムーミン童話をはじめ多くの翻訳を手がける。2000年逝去。
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