うまい字を書く秘密、理系の書家が教えます！

ＰＣやスマホの普及で字を書く機会が減り、「前より字が下手になった」と思っている人は以前より多くなっています。
本書はそんな読者に対し、日本IBMに30年務めた“技術者書道家”と、
その実弟で、日本ゴム（現アサヒシューズ）で靴デザインに長らく携わってきた“デザイナー書道家”が、
彼らがフィールドにしてきた“理系の土壌”で育まれた論理的かつ美的観点から、
独自の「字がうまくなる科学的メソッド」の詳細を教えていく内容です。

●岡部　修一：1950年生まれ。日本習字8段。6歳のとき、西日本書道通信学会に入塾。立命館大学理工学部化学科卒業後、日本IBMにて、生産技術者、品質管理者、研究開発者として30年間勤務。
●岡部　省三：1954年生まれ。日本習字8段。九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業後、日本ゴム／アサヒコーポレーションにてシューズデザイン開発者として36年間勤務。

第１章　「美しさ」には理由がある
第２章　「きれいな字」に見せる技法
第３章　ひらがなをきれいに書く
第４章　カタカナをきれいに書く
第５章　漢数字「一」〜「十」と「永」をきれいに書く
第６章　漢字を部首別に解説する
第７章　日常生活やビジネスでよく使う文字