紙幣の日本史

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紙幣の日本史

1,540円(税込)
発売日2019年09月02日
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  • ISBN コード : 9784046044921
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 15.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「中田敦彦のYouTube大学」でも大紹介!

〜お札の肖像から探る意外な歴史エピソード!〜
先日、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が新紙幣(2024年度〜)の肖像に選ばれ、話題となった。
だが実は、肖像のセレクトには「時代背景」や「印刷技術の制約」が絡んでいる。
「時代背景」の観点では、戦前は皇国思想の影響で、天皇と国に尽くした人物(藤原鎌足など)が採用された。
「印刷技術」の観点では、福沢諭吉が起用されるまでは偽造防止の印刷技術が未熟で、偽造しにくいヒゲの人物が優先で選ばれている。
さらに、新旧紙幣の肖像は、実は互いに関連性を持ちつつも、その人物像に「対照的な違い」があることも面白い。
例えば現五千円札の樋口一葉は、貧困のなか活躍した女性作家だが、実は“女”を利用するしたたかさもあったとされ、
新紙幣では、女性の高等教育に尽くした清廉な津田梅子が採用された。
以上、本書では「紙幣の肖像の背景」を検証し、そこにある“知の発見”を読者に提供していく。

著訳者プロフィール

●加来 耕三:1958年、大阪市生まれ。歴史家・作家。奈良大学文学部史学科卒業。著作は300冊以上。テレビ・ラジオ番組の時代考証や監修も担当し、NHK BSプレミアム「英雄たちの選択」などへの出演も多数。全国各地での講演活動も精力的に行なっている。

目次

序章 「お金」の意外な日本史
第一章 「明治初期」 〜はじめてお札になった肖像たちの正体
第二章 「明治中期」 〜長く愛され続けた肖像たちの真相
第三章 「大正」「昭和」 〜激動の時代の肖像たちの逸話
第四章 「昭和後期」「平成」 〜お馴染みとなった肖像たちの裏話
終章 「令和」 〜新時代を彩る肖像たちの真実
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