平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

著者: 遠藤 遼
イラスト: 沙月
726円(税込)
発売日2020年04月15日

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  • ISBN コード : 9784040735771
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「平穏に読書したいだけなのに!」読書中毒の女房が宮廷の怪異と謎に挑む

 怪異や難事件の最後の駆け込み寺・薄紅の姫。彼女に依頼が成立するのは、物語にまつわる品が差し出されたときだけ。薄紅は重度の物語中毒で、特に『源氏物語』には目がないというのだ。
 ――この異名が広がったのは、晴明の孫である若き陰陽師・奉親のせい。訪ねて来た彼に早く帰ってほしい一心で、物語知識を駆使し怪異の謎を解いたのが悪かった。薄紅を使えると判断した奉親は、言葉巧みにたびたび彼女をモノで釣っては謎解きにかり出すことに。
「また相談ですか? 私は読書に集中したいのでございます!」

著訳者プロフィール

●遠藤 遼:東京都生まれ。著作に『鎌倉あやかしシェアハウス』『奈良町あやかし万葉茶房』シリーズ(双葉文庫)、『星降り温泉郷 あやかし旅館の新米仲居はじめました。』(スターツ出版文庫)、『平安あかしあやかし陰陽師』(KADOKAWA)など。
読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する。

目次

序ノ一 晴明の孫
序ノ二 源氏、愛でる姫
第一章 誰がための桐壺
第二章 夕顔のもう一つの顔
第三章 鴨川の音に浮舟は眠る
第四章 六条御息所の髪
かりそめの結び
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