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宮中行事「講書始の儀」より、超一流の教養を学ぶ
150年以上昔から宮中で脈々と続いてきた「講書始の儀」。そこでは日本の各分野を代表する学者たちによって、多岐にわたるテーマの講義が行われてきました。
本書では、平成23年から令和2年までの「講書始の儀」より、人文科学・社会科学・自然科学の各分野にわたる30講義を収録。
様々なジャンルの第一人者たちによる講義を体験できます。
目次
令和2年(2020) 遣唐使に見る日本の対外交流/歴史のなかの工業化/沈み込み帯の地震の発生メカニズムと火山の成因
平成31年(2019) 日本妖怪文化再考/日本のコーポレート・ガバナンス/免疫の力でがんを治せる時代
平成30年(2018) 対馬宗家文書からみた江戸時代の日朝貿易/意識をつむぐワーキングメモリ/太陽エネルギーと光触媒
平成29年(2017) 人は今を生きることができるか ―パスカルの時間論/当代中国研究 ―系譜と挑戦/ゲノムから見た人間、人間社会
平成28年(2016) 西洋中世修道院の文化史的意義/技術と労働と生産性の関係について/宇宙はどのように始まったのか?―現代物理学が描く創世記―
平成27年(2015) "さくさくと――近代短歌を比較文学的に読む"/東南アジアの政治経済と国際関係/学習と記憶の脳のしくみ
平成26年(2014) 歴史としての印刷文化/日本的雇用システムと労働法制/"粒子と反粒子 −対称性の破れをめぐって−"
平成25年(2013) 江戸文化再考/制度の設計と実装 −制度を変数とする経済学の誕生と発展−/植物が多様な性質の子孫を作る仕組み −自家不和合性−
平成24年(2012) 日本における外来文化受容の一形態 −金碧障壁画の意味するもの−/『太平記』と『難太平記』/半導体エレクトロニクスの進歩と電子の量子的な制御
平成23年(2011) 海洋アジア文明交流圏/政治の精神/動物組織の構築
資料 過去のご進講者とテーマ一覧