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シリーズ 地域の古代日本 陸奥と渡島

編: 吉村 武彦
編: 川尻 秋生
編: 松木 武彦
2,530円(税込)
発売日2022年06月15日

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  • ISBN コード : 9784047036949
  • サイズ :四六判 変形   総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 16.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

蝦夷の墳墓はどんな形か。古代のアイヌ文化とは?

有史以前より東北北部と北海道の交流は盛んであった。縄文文化が発達し、規模が大きくユニークな遺跡が数多く造られ、三内丸山など17遺跡が世界遺産に登録されている。東北地方には、古代の最後まで国郡制に組み込まれない地域が残り、「蝦夷」と呼ばれる独自の文化を持つ人々が存在していた。前方後円墳と「蝦夷」の墓、多賀城・城柵、陸奥の仏教、続縄文文化・古代アイヌ文化論……、豊かな蝦夷の世界を、多方面から解明する。


◆シリーズ地域の古代日本 刊行予定(全6巻)
東アジアと日本
陸奥と渡島
東国と信越
畿内と近国
出雲・吉備・伊予
筑紫と南島

著訳者プロフィール

●吉村 武彦:1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史。『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『日本古代の政事と社会』(塙書房)、『大化改新を考える』(岩波新書)、『新版 古代天皇の誕生』(角川ソフィア文庫)など。
●川尻 秋生:1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館)、『平安京遷都』(岩波新書)、『坂東の成立』(吉川弘文館)など。
●松木 武彦:1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。日本考古学。『古墳とはなにか―認知考古学からみる古代』(角川選書)、『人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争』(中公文庫)、『全集日本の歴史 1 列島創世記』(小学館)、『美の考古学』(新潮選書)など。

目次

刊行にあたって

本巻への招待

1章 古代東北の歴史環境──南北文化の境界線を中心に 熊谷公男

2章 続縄文文化の発達 高瀬克範

3章 前方後円墳の北限と「蝦夷」の墳墓 菊地芳朗

4章 多賀城・城柵と蝦夷 樋口知志

5章 陸奥の仏教文化 堀裕

6 古代アイヌ文化論 蓑島栄紀

ESSAY 故郷の先人達 安彦良和

もっと知りたい人のための参考文献
キーワード解説
陸奥・渡島の古代史関係施設
関連地図
陸奥と渡島 古代史年表

執筆者一覧