シリーズ 地域の古代日本 筑紫と南島

シリーズ 地域の古代日本 筑紫と南島

編: 吉村 武彦
編: 川尻 秋生
編: 松木 武彦
2,420円(税込)
発売日2022年02月16日

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  • ISBN コード : 9784047036994
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 15.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

50年の時を越え、伝説の『古代の日本』を受け継ぐ 最新シリーズ始動。

海外の文物がもたらされる最初の場所であった筑紫は、日本列島の先進地域と呼ばれた。稲作農耕の到来を機に朝鮮・中国と交流が始まり、西日本一帯に及ぶ交流圏が作られた。その後、近畿が中心地となり、九州は対外交流の窓口となって行く。筑紫諸国を管轄し、外交使節の接待を担った大宰府と鴻臚館。宗像大社の祭祀の中心として信仰されてきた沖ノ島。独自の文化を持つ「南島」など、豊かな九州地域の古代の全貌を明らかにする。

◆シリーズ地域の古代日本 刊行予定(全6巻)
東アジアと日本
陸奥と渡島
東国と信越
畿内と近国
出雲・吉備・伊予
筑紫と南島


著訳者プロフィール

●吉村 武彦:1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史。『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『日本古代の政事と社会』(塙書房)、『大化改新を考える』(岩波新書)、『新版 古代天皇の誕生』(角川ソフィア文庫)など。
●川尻 秋生:1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館)、『平安京遷都』(岩波新書)、『坂東の成立』(吉川弘文館)など。
●松木 武彦:1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。日本考古学。『古墳とはなにか―認知考古学からみる古代』(角川選書)、『人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争』(中公文庫)、『全集日本の歴史 1 列島創世記』(小学館)、『美の考古学』(新潮選書)など。

目次

1章 筑紫諸国と南島      酒井芳司
2章 稲作農耕と青銅器の伝来     宮本一夫
3章 鏡の副葬     辻田淳一郎
4章 大宰府と鴻臚館     松川博一
5章 沖ノ島祭祀と宗像大社     大高広和
6章 琉球列島の先史文化    木下尚子
ESSAY 阿蘇 ――古代の大和国家形成のひな型か クライナー ヨーゼフ

もっと知りたい人のための参考文献
九州・沖縄の古代史関係施設
キーワード解説
関連地図
筑紫と南島 古代史年表
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