平野が語る日本史

平野が語る日本史

968円(税込)
発売日2020年06月12日

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  • ISBN コード : 9784044006075
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

平安京が1000年続いたのは、関西に平野がなかったから?

難波京・平城京・平安京をはじめ、古代日本の都が置かれた「平野」の実態とは? 段丘、扇状地、三角洲、ラグーン……。地震や火山爆発によって急速に、流水や氷河・風・波浪の浸食や堆積によってゆっくりと変化してきた平野は、人間とどのように関わってきたのか。過去の景観と地形環境を、遺構・遺物や古文献・史料、古地図・地籍図から復原。畿内、大井川、紀ノ川、筑後川を例に、人々の自然への思いや生きざまに迫る。

著訳者プロフィール

●日下 雅義:1934年、徳島県生まれ。立命館大学大学院文学研究科(地理学)修士課程修了。立命館大学文学部教授、徳島文理大学文学部教授をへて、立命館大学名誉教授。文学博士。著書に『地形からみた歴史』(講談社学術文庫)、『平野の地形環境』『歴史時代の地形環境』(古今書院)、『環境地理への道』(地人書房)、編著に『古代の環境と考古学』『地形環境と歴史景観』(古今書院)他。

目次

序章 平野をどうとらえるか  
第1章 呼び名の歴史をめぐって  
第2章 日本の平野の特異性  
第3章 平野は変わる  
第4章 段丘と古代の開発  
第5章 畿内の盆地群と都京の立地  
第6章 大井川扇状地の洪水と住民の知恵  
第7章 紀ノ川氾濫原の河道変遷  
第8章 筑後川三角洲の水路網と舟運  
第9章 ラグーン(潟湖)型平野と古代の港  
終章 地域史研究への第三の方法

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