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るんびにの子供

682円(税込)
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発売日2020年08月25日
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  • ISBN コード : 9784041095805
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 256
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

草が生い茂り危ないからと近づくのを禁止された池で、四人の園児たちは水から上がってくる自分たちと同じ年齢の少女を茫然と見つめていた。その後、その女の子を園でも見かけるようになり……(「るんびにの子供」)。女のヒモ生活を追い出され、悪事の果てに辿り着いた古家の老夫婦に孫だと思わせ同居する男ーー(「柘榴の家」)。妹の性格が気に入らない姉が犬の散歩で見かけた右手のみの手袋が、だんだん家に近づいてきたらーー(「手袋」)。第1回『幽』怪談文学賞短部門で大賞を受賞した「るんびにの子供」ほか『幽』に掲載された「獺祭」、書下ろし作「狼魄」を含めた怪談作品を7篇を収録。待望の文庫化。
解説は『幽』怪談文学賞で選考委員を担当された岩井志麻子氏。

著訳者プロフィール

●宇佐美まこと:愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞し、07年『るんびにの子供』でデビュー。17年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。主な作品に『虹色の童話』『入らずの森』『愚者の毒』『角の生えた帽子』『死はすぐそこの影の中』『熟れた月』『骨を弔う』『少女たちは夜歩く』『聖者が街にやって来た』『いきぢごく』『展望塔のラプンツェル』『黒鳥の湖』など。

目次

るんびにの子供
柘榴の家
手袋
キリコ
飛び出す絵本
獺祭
狼魄(かきおろし)
解説:岩井志麻子