君が、仲間を殺した数 −魔塔に挑む者たちの咎−

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君が、仲間を殺した数 −魔塔に挑む者たちの咎−

著者: 有象利路
イラスト: 叶世 べんち
693円(税込)
発売日2020年10月10日
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  • ISBN コード : 9784049134544
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 344ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 16.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

最高の仲間。絆と友情、そして愛。彼は失った。その全てを。

 その日、ある少年が死んだ。
 仲間思いで心優しい、少しだけ照れ屋な……そんな彼はいなくなり、瞳に仄暗い光を宿した狂戦士のような男が、ただ一人立っていた。
 少年の名はスカイツ。彼は、幼馴染たちで構成されたパーティである《塔》を攻略するさなかに、魔の祝福を受けてしまう。
「自分が死ぬと、その場に居合わせた仲間の“能力”と――“存在そのもの”を吸収して、時間を戻し復活する」能力。
 親しい友を意図せず自らの力で「喰らい」、失意の彼は次第に心を擦り減らしていく。そして、その身を削る苦しみの果て、彼は【鬼】へとその身を堕とす。
 《塔》に挑む者たちの異常な日々と、彼らの罪と咎を描くダークファンタジー。
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