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家族をつなぐごはんが満載!小江戸・川越のほっこり定食屋さん物語第3弾。
川越の定食屋「たぬき食堂」は、ほっとする味と看板娘たまきの明るさでファンを増やしていた。夏も近いある日、青年店主・大地に見合い話が。しかし話をよく聞くと、父・昇吾の縁談だった。見合いは食堂で行い、料理も昇吾が作るという。母が他界して二十年。再婚する気はないと思っていたのに。戸惑う大地に、相手の女性の孫娘・遥香が縁談の意外な目的を明かして――。見合いに隠れた「親心」、その思いを込めた父の料理とは?著訳者プロフィール
目次
第二話 片陰――きみ思う夏のサンドイッチ
第三話 老鶯――ほくほくの肉じゃが
第四話 秋彼岸――たっぷり茄子の照り焼き丼
第五話 白露――彼女の栗ごはん