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どうせ死ぬから言わせてもらおう

968円(税込)
発売日2021年05月10日

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  • ISBN コード : 9784040824086
  • サイズ :新書判    総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

同調圧力よ、サヨウナラ! 人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。

団結や同調を鼓舞する、いかなる装置もクソくらえ! 
目標設定や効果検証より「みんながんばろう」ばかりを主張する政府、グローバル・キャピタリズムを推し進めるエスタブリッシュメントたち、PCR検査をケチってGo Toキャンペーンに1兆3500億円、マジョリティの尻馬に乗った弱者バッシングだけが生きがいの人々、「日本すごい」の大合唱を続けるマスコミやネトウヨたち――日本列島ならぬ「日本劣等」に暮らす我々に必要なのは、何物にも流されない、共感しない能力だ!人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。

1)日本の幻想
生きた証
組織に忠誠を誓うのはなぜか
日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか
囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック
スポーツは危険・取扱注意ということについて

2)おコトバですが
感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く
敬称の文脈依存性について
自然言語は定義できない(概念は実在しない)
首尾一貫性という呪縛

3)コロナ狂騒曲
一所懸命は危険だ
コロナ禍で分かったムダの効用
チフスのメアリーとコロナのジョン
厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない
コロナは社会システムを変えるか?

4)思い込んだら百年目
人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々
人為的温暖化とは無縁な台風の被害
ビーガンという倒錯
多様性ってなんだろう
「役に立つ」とはどういうことか

5)閑居老人のよしなしごと
家庭菜園に来る害虫たち
老人閑居してよしなしごとを考える
私がいじめられなかったわけ
埋葬と墓に関するいくつかの話
物々交換の過去と未来

著訳者プロフィール

●池田 清彦:1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書は『ほんとうの環境白書』『不思議な生き物』『オスは生きてるムダなのか』『やがて消えゆく我が身なら』『生物にとって時間とは何か』『真面目に生きると損をする』『正直者ばかりバカを見る』『いい加減くらいが丁度いい』『本当のことを言ってはいけない』『生物学ものしり帖』など多数。