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生老病死

1,540円(税込)
発売日2021年05月19日

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  • ISBN コード : 9784044006549
  • サイズ :四六判    総ページ数: 248
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 123 × 188 × 19.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

昼寝三昧、妄想三昧、執筆三昧。 碩学がつむぐ円熟のエッセイ!

超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。
私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。
谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。
生き恥をさらすか、晩節を汚すか――日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。絶筆さえ予感させる驚きをもって結ばれた好評新聞連載、待望の書籍化!

著訳者プロフィール

●山折 哲雄:1931年生まれ。宗教研究者。東北大学文学部印度哲学科卒業。同大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長などを歴任。著書に『空海の企て』『愛欲の精神史』『「始末」ということ』『死者と先祖の話』など多数。