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忘れ物をした、約束を守れない…子どもの“困った”は“気づき”のチャンス
学童の支援員(放課後児童支援員)として多くの小学生と時間を共に過ごしてきた著者・きしもとたかひろ。保育の基礎を学び、子どもたちと毎日を笑顔で過ごしたいとこの道に進んだものの、実際は子どもたちの危ない行いを制止したり、ルールを厳しく伝えたり…と子どもを叱っては落ち込む日々。その中で得た気づきから、お互いが笑顔で過ごせるために何が必要かを学童支援員仲間や、保護者、何より子どもたちの声を元に考え、【子どもと関わるときに気をつけたいこと】としてマンガにまとめました。「忘れものをしたとき」「素直に謝れないとき」「いじわるな言動をしている子に」「手を出してしまう子に」といった子どもに注意を促す場面から、「子どもを褒めるときに」「打たれ弱い子に伝えるときに」「その場しのぎの約束をするとき」など大人が声をかける時に意識したい視点など。学童で過ごす子どもたちのリアルな言葉や行動を事例にしたマンガをきっかけに、専門的な視点と子どもの思いを第一に考えて関わる実践方法をまとめました。著訳者プロフィール
目次
・自分で決めたのにやらない・ルールを守らなかったとき・素直に謝れない・忘れ物をしたとき・いじわるな言動をしている・手を出してしまう子 ほか
第二章/いい姿は褒めて伸ばしてあげたい。それがその子のためだと思っていたけれど…
・子どもがいいことをしたとき・素直に言うことを聞くときに・やりたくないことをするとき・途中で投げ出してしまったとき ほか
第三章/お互いに機嫌よくいられるためには、ルールより今の気持ちが何より大切なのかもしれない
・その場しのぎの約束・思いに共感するとき・打たれ弱い子に伝えるとき・子どものどこが育っているかみるとき ほか
第四章/「自分で決められる」というのは「自分で決めない」ということも決めていい
・主体性ってなに?・子どもの権利とは? ほか