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わたし、二番目の彼女でいいから。2

著者: 西 条陽
イラスト: Re岳
748円(税込)
発売日2022年01月08日

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  • ISBN コード : 9784049141542
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 344
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 16.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「二番目」が二人いても、いいでしょ? 危うい関係は崩壊し、そして――。

「私、二番目の彼女でいいから」

 彼女のその言葉に甘えて、俺はみんなに隠れていまも、悪いことを重ねている。
 早坂さんと夜の教室で二人、いけないことをして。橘さんと真夜中、こっそり見知らぬ駅でキスを交わす。そんな早坂さんと俺と橘さんの甘い泥沼は、けれど。

「今度、私の全部をあげるね。だから、ちゃんと受け止めてね。逃げないでね」

 大胆になっていく好意の果てで、もう、落としどころを見つけられない。
 一番目じゃなくて、いいはずなのに。
 二番目のままでも、いいはずなのに。
 互いに言い訳をしながら、競うように壊れていく俺たちの関係。100%危険で、甘美で、嫉妬にまみれた恋の挙句の果てに、彼女が口にする言葉は――。

著訳者プロフィール

●西 条陽:第24回電撃小説大賞で《金賞》を受賞し、デビュー。