おいしい旅 初めて編

おいしい旅 初めて編

著者: 坂木 司
著者: 図子 慧
編者: アミの会
792円(税込)
発売日2022年07月21日

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  • ISBN コード : 9784041125984
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

知らない景色とおいしい料理がここに。「初めて」に出会う旅×グルメ小説集

仕事に行き詰まり、勢いで列車に乗り終点まで……旅先では驚きの出会いが待っていた(「下田にいるか」)。福引きで旅行券を引き当て、台湾へひとり旅。現地で会った駐在員はどこか訳アリのようだが(「情熱のパイナップルケーキ」)。訪れたことのない場所、見たことのない景色、その土地ならではの絶品グルメ。さまざまな「初めて」の旅を描いた7編を収録。読めば必ず出かけたくなる、文庫オリジナルアンソロジー。

著訳者プロフィール

●近藤 史恵:一九六九年、大阪府生まれ。九三年『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。二〇〇八年『サクリファイス』で第十回大藪春彦賞を受賞。主な著書に『みかんとひよどり』『シャルロットの
憂鬱』『マカロンはマカロン』『ときどき旅に出るカフェ』『インフルエンス』『歌舞伎座の怪紳士』など。
●坂木 司:一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。
●篠田 真由美:東京都生まれ。一九九一年『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となり、翌年、東京創元社より刊行されデビュー。『未明の家』に始まる「建築探偵桜井京介の事件簿」はベストセラーに。主な著書に「龍の黙示録」「イヴルズ・ゲート」「レディ・ヴィクトリア」など。
●図子 慧:一九六〇年、愛媛県生まれ。八六年「クルトフォルケンの神話」で第八回コバルト大賞を受賞しデビュ
ー。ライトノベル、一般文芸書を多数執筆。主な著書に『アンドロギュヌスの皮膚』『ラザロ・ラザロ』『愛は、こぼれるqの音色』『5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク』など。
●永嶋 恵美:一九六四年、福岡県生まれ。二〇〇〇年『せん-さく』でデビュー。一六年「ババ抜き」で第六十九回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。主な著書に『転落』『明日の話はしない』『ベストフレンズ』『視線』『一週間のしごと』、「泥棒猫ヒナコの事件簿」シリーズなどがある。
●松尾 由美:一九六〇年、石川県生まれ。会社勤務を経て作家になる。八九年『異次元カフェテラス』を刊行。九一年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選。主な著書に「ニャン氏の事件簿」シリーズ、『おせっかい』『ピピネラ』『九月の恋と出会うまで』『嵐の湯へようこそ!』など。
●松村 比呂美:一九五六年、福岡県生まれ。二度にわたる「オール読物推理小説新人賞」最終候補を筆頭に、多数の公募文芸賞で入賞。二〇〇五年『女たちの殺意』でデビュー。主な著書に『幸せのかたち』『恨み忘れじ』『鈍色の家』『終わらせ人』『キリコはお金持ちになりたいの』『黒いシャッフル』などがある。
●アミの会:実力派女性作家集団。これまでの刊行作品は『アンソロジー 捨てる』『毒殺協奏曲』『アンソロジー 隠す』『迷 ―まよう― アンソロジー』『惑 ―まどう― アンソロジー』『怪を編む ショートショート・アンソロジー』『アンソロジー 嘘と約束』『アンソロジー 初恋』『11の秘密 ラストメッセージ』など。執筆者は作品によって異なり、男性作家がゲストとして参加することもある。10冊刊行を節目に、本作より(仮)が取れて、会の名称は「アミの会」になった。

目次

「下田にいるか」坂木司
「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美
「遠くの縁側」近藤史恵
「糸島の塩」松村比呂美
「もう一度花の下で」篠田真由美
「地の果ては、隣」永嶋恵美
「あなたと鯛茶漬けを」図子慧
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