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遺跡発掘師は笑わない 榛名山の眠れる神

イラスト: 睦月 ムンク
726円(税込)
発売日2022年08月24日

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  • ISBN コード : 9784041129531
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

〈鬼の手〉は死んだ――力を失った天才発掘師が、己の夢と未来に向き合う!

榛名山の噴火で埋もれた災害遺構から出土した千両箱が行方不明に。
独自に調査していた萌絵は「強心隊」と名乗る集団に行きつくが、なんと根城に軟禁されてしまう。
彼らの目的は一体――?

一方〈鬼の手〉を失った無量は、遺物の声を聞くこともできず、無力さを噛みしめていた。
さくらとミゲル、建設会社棟方組の面々も揃って千両箱の捜索にあたるが、「高屋敷」という男をリーダーとする謎の集団に阻まれてしまう。
頼りの忍も、千両箱盗難の参考人として警察に連行されてしまい……。
天才発掘師は、このピンチをどう切り抜ける?

「開ければ山が噴火する」という千両箱を奪取せよ!
神の眠る火山をめぐる、壮大な歴史大河ミステリ。


イラスト/睦月ムンク

著訳者プロフィール

●桑原 水菜:千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

目次

第一章 強心隊の密命
第二章 高屋敷史哉
第三章 十曜紋の旗のもとに
第四章 博徒と御神鏡
第五章 厳穂御魂
第六章 祈るが如く光らしめ
終章