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勝利の流れをつかむ思考法 F1の世界でいかに崖っぷちから頂点を極めたか

1,650円(税込)
発売日2022年10月06日

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  • ISBN コード : 9784046059994
  • サイズ :四六判    総ページ数: 240
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 17.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

“ピラニアクラブ”も認めたキーマンが語る、世界で戦えるマインドセット。

崖っぷちのマクラーレン・ホンダを“円満離婚”へと導き、F1のトップチームであるレッドブルレーシングとのタッグを実現、レッドブル・ホンダとして2021年の劇的なドライバ―ズチャンピオン獲得の立役者となったのが、本書の著者である元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史氏である。


本書では、その歩みのなかでいったい何があったのか、という初公開のエピソードはもちろん、「F1界はマネジメントのスピードも最速」(山本氏)という世界のなかで、何を基準にどんなジャッジメントを行ない、いかにチームをつくり上げたのか、という氏のマネジメント術が赤裸々に明らかにされる。


さらに、レッドブルレーシング代表を務めるクリスチャン・ホーナー、ヘルムート・マルコ、フランツ・トスト三氏への、山本氏自身による独占インタビューも掲載。F1ファンはもちろん、リーダーとして組織を率いる方、チームのパフォーマンスを向上させたい方など、すべてのビジネスパーソンに向けた待望の一冊。



内容例:「ワイガヤ」にはほど遠かった両者の関係/「ウィリアムズ・ホンダ」復活という野望/「マクラーレンと“離婚”しましょう」/ザウバーF1との契約を白紙に戻した真意/部下の「働く喜び」は上司が準備できる/ホンダで学んだ「三現主義」の大切さ/理想のチームとは美しい“球体”だ/ ドライバ―を奮い立たせる「声かけ」のコツ/「放任主義」でチームもスタッフも成長する/「チェコは伝説だ!」が敷いた勝利への布石/感動的な「ホワイトレッドブル」誕生秘話/マルコも絶賛「ユウキの速さは本物だ」/日本人ドライバーが世界で勝てない理由/「いま」という時代に即した普及策を/一朝一夕に「政治の世界」には入れない……ほか

著訳者プロフィール

●山本 雅史:1982年、本田技術研究所に入社。栃木研究所技術広報室長、本田技研工業モータースポーツ部長を歴任し、2019年よりHonda F1専任としてマネージングディレクターに就任。2021年、Red Bull Racing Hondaのドライバーズ・チャンピオン獲得に貢献。現在、Red Bull PowertrainsのアドバイザーとしてF1に参画する一方、全日本スーパーフォーミュラ選手権でTEAM GOHの監督として若手ドライバーの育成をサポート。

目次

第1章 引き返すという決断の大切さ なぜマクラーレン・ホンダは苦戦したのか
第2章 切るべきカードは同時に複数もつ 「円満離婚」からトロロッソとの共闘へ
第3章 プライドなんてなくてかまわない 「トロイカ体制」で見出した自分の役割

特別インタビュー1 フランツ・トスト(スクーデリア・アルファタウリ代表)

第4章 理想のチームのかたちは「球体」だ 勝てる「流れ」をつかんだ待望の初勝利
第5章 心が折れたときのモチベーション論 突然のF1撤退とラストシーズンへの思い
第6章 頂点に立たねば見えない景色がある 激闘の二〇二一年、そして「ありがとう」
第7章 組織をアジャイルに動かすために 現場主義を貫くF1チームのリーダーたち

特別インタビュー2 クリスチャン・ホーナー(オラクル・レッドブルレーシング代表)

第8章 世界で戦えるマインドセットとは 日本人ドライバーがトップに立つ日へ向けて

特別インタビュー3 ヘルムート・マルコ(オラクル・レッドブルレーシング・モータースポーツアドバイザー)

第9章 政治力は夢を叶えるための手段 国内レースにも貢献し、恩返しを果たしたい