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移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線

発売日
2019年04月10日
在庫なし
1,012
在庫がありません
ISBNコード
9784040822914
レーベル
角川新書
商品形態
新書
サイズ
新書判
商品寸法(横/縦/束幅)
108 × 173 × 13.8 mm
総ページ数
304ページ
日本語学校、企業、地方自治体…オールジャパンで密かに進む”人身売買”
(章タイトル)

はじめに

第一章 「朝日新聞」が隠すベトナム人留学生の違法就労
第二章 「便利で安価な暮らし」を支える彼らの素顔
第三章 「日本語学校」を覆う深い闇
第四章 「日本語教師」というブラック労働
第五章 「留学生で町おこし」という幻想
第六章 ベトナム「留学ブーム」の正体
第七章 幸せの国からやってきた不幸な若者たち
第八章 誰がブータン人留学生を殺したのか
第九章 政官財の利権と移民クライシス

おわりに

目次

(目次、主なもの)

第一章 「朝日新聞」が隠すベトナム人留学生の違法就労
元旦に新聞配達するベトナム人たち
電動アシストもない自転車で
「週28時間以内」で仕事は終わらない
残紙という古くて新しいタブー
夕刊を廃止すれば問題は解決する

第二章 「便利で安価な暮らし」を支える彼らの素顔
コンビニで働ける留学生はエリート
増加した留学生の大半は“偽装留学生”
授業が唯一の睡眠時間
卒業後の学費まで徴収する日本語学校
タン君が流した涙の理由
なぜ、ベトナム人が日本を目指すのか

第三章 「日本語学校」を覆う深い闇
日本語学校バブル
パスポートと在留カードの取り上げ
日本語学校にチェック体制はあるのか
8割以上の日本語学校が悪質

第四章 「日本語教師」というブラック労働
月収10万円の非正規労働
奴隷貿易の片棒を担ぐことに
ベトナム人を食い物にする死神は誰なのか
バングラデシュ人女子留学生を強制送還せよ
「お金があったら、日本には行きません」

第五章 「留学生で町おこし」という幻想
「留学生」と「カキの養殖」の関係
日本人が居つかない田舎は外国人も住みたくない
市長から国会議員への不可解な電話
市長取材に同席してきたコンサルタント
月収7万~8万円ではビザは取れない

第六章 ベトナム「留学ブーム」の正体
ジャパニーズ・ドリーム体現者
息子の留学が招いた一家離散
1000人を送り出せば3億円
背後で暗躍する日本人たち
陰る日本へのブランド信仰
日本語学部の学部長が賄賂を取る国

第七章 幸せの国からやってきた不幸な若者たち
首相懇談会で飛んだ怒号
労働人材省とブローカーのタッグ
プログラムの落とし穴
35万円で就労ビザが手に入る
不幸を招いた日本政府の責任

第八章 誰がブータン人留学生を殺したのか
「自殺」
ブータン有力紙からの不可解な連絡
「ブータン」だけで大問題となった理由
実態のわからないブローカーと不明瞭な金の流れ
強制送還になった女子留学生
「就職」をエサに金を巻き上げる人材派遣業者
外務省の罪

第九章 政官財の利権と移民クライシス
拡大した官僚利権
“オール・ジャパン”の団体が享受する甘い蜜
日本ミャンマー協会からのクレーム
「優秀な外国人材確保」という欺瞞と経済界の力
偽装留学生の日本へと引き止め策
急増するベトナム人犯罪
政府の本音は外国人を底辺労働に固定すること