はるかな本、遠い絵

はるかな本、遠い絵

明治、大正、昭和――。文学や芸術に垣間見る近代日本の懐かしい風景。
定価: 1,620円(税込み)
発売日:2002年04月30日
〈目次〉
第一章 文学の現場から
   文学の「現場」
   作家の集中力
   文壇が輝いていたころ
   漱石のインク、荷風のくちなし
   高村光太郎とコカ・コーラ
   「涙よかわかずにあれ」
   オスカー・ワイルドと『横しぐれ』
   丸谷才一『七十句』
   藤沢周平の故郷で
   藤沢周平の「人生の秋」
   松本清張記念館開館に寄せて
   「頭がケイマトビ」の人
第二章 日常の隣りで
   忘れられていた作家、加能作次郎
   野溝七生子のこと
   野口冨士男展を見る
   寡黙の作家、木山捷平
   イチョウの葉が落ちたころ──追悼、丸山眞男
   「猫」の猫
   井波律子の世界
   死の床の名句
   場末の真実
   小説という物の怪
   小説の考古学
第三章 青春と時代
   「青春とは友情の季節である」
   貧乏で明るい芸術家の青春
   「穢い絵」の画家
   日本画にもこんな親しみやすい絵があった──奥村土牛の絵
   風船画伯の丸い世界
   はじめて知った画家、野口謙蔵
   古本屋主人、映画書を語る
   三島由紀夫の映画批評
   チャンバラと刀の美学
   加藤道夫資料を見る
   王様の玩具箱
   志賀直哉を尊敬した小津安二郎
   小津安二郎と「海ゆかば」
   「死者に申訳ない」──八月十五日のひとつの心情
第四章 海の向こうから
   林芙美子の「哀憐」
   林芙美子から近藤浩一路へ
   私はマダム──深尾須磨子
   移動し続けた作家
   ボガートの息子が書いたハードボイルド
   ジャック・フィニイ『マリオンの壁』
   クマのプーさんのこと
   アメリカ人はリンゴが好き
   グレン・グールド伝説
   クリストフォロス伝説
第五章 ここからあそこへ
   二階の女が気にかかる
   宮殿の図書館
   図書館の好きな篠田節子
   新宿の小さな喫茶店
   房総を旅した漱石
   三四郎はなぜ富士山を見なかったか
   画家たちが愛した房総の海
   鉄道の時代と轢死
   鉄道廃線の旅
   昭和の鉄道少年
第六章 失われた街、東京
   都市のメランコリー山川方夫の魅力
   戦後闇市の光と影
   闇市・GI・六本木
   ショウビジネスが輝いていたころ
   東京ノスタルジー
   消えていく昭和三十年代の建物
   水の東京を愛した清方
   絵はがきの時代
   非常と優しさのあいだ
   ガスタンクの詩情
   水の町──藤沢周平の本所深川
あとがき
初出一覧
  • ISBN コード : 9784047033351
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 280ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 188 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
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