- ISBNコード
- 9784043734016
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 11.0 mm
- 総ページ数
- 288ページ
夢見がちな感性をもって描かれた平安時代の日記文学。作者13歳の時、上総介の任期を終えた父との上京に記事は始まる。東国に育った作者が京に上り、恋焦がれていた物語を読みふけった少女時代、晩おそい結婚、夫との死別、その後の侘しい生活と、ついに少女期の憧れを結実させることのなかった一生の回想録。平凡な人生の断片の輝きが、今なお、われわれを惹きつけてやまない。懇切な注と自然な現代語訳で手軽に読み解く。
目次
凡例
一 物語に憧れる日々
二 京への旅立ち
三 昔の跡、くろとの浜
四 乳母を見舞って
五 竹芝の伝説
六 「すみだ川」と「もろこしが原」
七 足柄の遊女
八 「富士山」と「清見が関」
九 富士川の伝説
一〇 病、そして遠江へ
一一 三河、尾張へ
一二 美濃より近江へ
一三 旅の終わり
一四 物語を求めて
一五 継母との別れ
一六 乳母、侍従の大納言の御むすめの死
一七 『源氏物語』耽読
一八 花橘
一九 紅葉
二〇 夢告のことなど
二一 土忌の宿
二二 猫と夢と
二三 長恨歌の物語
二四 月夜の語らい
二五 火の事
二六 姉の死
二七 姉の乳母
二八 「司召」の失意
二九 東山へ
三〇 山里のほととぎす
三一 鹿の音
三二 有明の月
三三 帰京
三四 東山再訪
三五 旅なる所
三六 継母の名のり
三七 「浮舟の女君」夢想
三八 父の任官
三九 出立、別離
四〇 太秦参籠
四一 荻の枯葉
四二 子しのびの森
四三 清水の夢告
四四 初瀬の夢告
四五 天照御神
四六 修学院の尼へ
四七 父の帰京
四八 西山に住む
四九 母の出家、父の隠遁
五〇 初出仕
五一 十二月の出仕
五二 里の父母
五三 前世の夢
五四 宮の御仏名
五五 結婚、家庭へ
五六 物語の夢ついえる
五七 宮家に再出仕
五八 梅壺の女御
五九 冬の夜
六〇 水鳥の歌の贈答
六一 友との語らい
六二 時雨の夜の思い出
六三 石山詣で
六四 初瀬詣で
六五 鞍馬の春秋
六六 石山寺の夜
六七 初瀬詣で再び
六八 充足の日々
六九 越前の旧友
七〇 奥山の春
七一 太秦へ
七二 二人の友と
七三 筑前の友
七四 和泉往還
七五 夫の任官
七六 任国下向
七七 夫の死
七八 悔恨
七九 阿弥陀仏来迎の夢
八〇 姨捨
八一 涙の日々
八二 孤独の日々
補注
解説(付 更級日記関係地図・更級日記関係系図)
更級日記略年表
和歌初句索引
重要語句索引
一 物語に憧れる日々
二 京への旅立ち
三 昔の跡、くろとの浜
四 乳母を見舞って
五 竹芝の伝説
六 「すみだ川」と「もろこしが原」
七 足柄の遊女
八 「富士山」と「清見が関」
九 富士川の伝説
一〇 病、そして遠江へ
一一 三河、尾張へ
一二 美濃より近江へ
一三 旅の終わり
一四 物語を求めて
一五 継母との別れ
一六 乳母、侍従の大納言の御むすめの死
一七 『源氏物語』耽読
一八 花橘
一九 紅葉
二〇 夢告のことなど
二一 土忌の宿
二二 猫と夢と
二三 長恨歌の物語
二四 月夜の語らい
二五 火の事
二六 姉の死
二七 姉の乳母
二八 「司召」の失意
二九 東山へ
三〇 山里のほととぎす
三一 鹿の音
三二 有明の月
三三 帰京
三四 東山再訪
三五 旅なる所
三六 継母の名のり
三七 「浮舟の女君」夢想
三八 父の任官
三九 出立、別離
四〇 太秦参籠
四一 荻の枯葉
四二 子しのびの森
四三 清水の夢告
四四 初瀬の夢告
四五 天照御神
四六 修学院の尼へ
四七 父の帰京
四八 西山に住む
四九 母の出家、父の隠遁
五〇 初出仕
五一 十二月の出仕
五二 里の父母
五三 前世の夢
五四 宮の御仏名
五五 結婚、家庭へ
五六 物語の夢ついえる
五七 宮家に再出仕
五八 梅壺の女御
五九 冬の夜
六〇 水鳥の歌の贈答
六一 友との語らい
六二 時雨の夜の思い出
六三 石山詣で
六四 初瀬詣で
六五 鞍馬の春秋
六六 石山寺の夜
六七 初瀬詣で再び
六八 充足の日々
六九 越前の旧友
七〇 奥山の春
七一 太秦へ
七二 二人の友と
七三 筑前の友
七四 和泉往還
七五 夫の任官
七六 任国下向
七七 夫の死
七八 悔恨
七九 阿弥陀仏来迎の夢
八〇 姨捨
八一 涙の日々
八二 孤独の日々
補注
解説(付 更級日記関係地図・更級日記関係系図)
更級日記略年表
和歌初句索引
重要語句索引