知っておきたいマルクス「資本論」

知っておきたいマルクス「資本論」

607円(税込)
発売日2009年05月23日

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  • ISBN コード : 9784044064112
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

資本主義の仕組みがよくわかる! 世界不況のいまこそ知りたい「資本論」。

金融危機と世界同時不況。今日の世界経済は第2次大戦後最大の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。その答えを求めて、いまマルクスの『資本論』が再読されている。本書は、マルクスの説く、商品・貨幣と資本の関係、労働力と賃金、剰余価値の生産など、資本主義の考え方と仕組み、資本主義社会の矛盾などを平易に解説。今日的な視点で読み直すとよくわかる「資本論」入門。

著訳者プロフィール

●神津 朝夫:1953年東京生まれ。著述業・博士(学術)。早稲田大学政治経済学部卒、大学院博士前期課程修了。向坂逸郎氏に師事し、「資本論」を学ぶ。茶道関係の著作に、『千利休の「わび」とはなにか』角川選書、『山上宗二記入門』角川学芸出版などがある。

目次

まえがき

序説 マルクスと『資本論』

 1 『資本論』への歩み
 2 経済学史上のマルクス

第一章 商品・貨幣と資本

 1 資本主義は商品社会
 2 商品をつくる労働の二面性
 3 貨幣の発生とその諸機能
 4 資本とはなにか

第二章 資本主義的生産の解明

 1 労働力――労働者の売る商品
 2 剰余価値の生産
 3 労働賃金の秘密
 4 資本の再生産と蓄積

第三章 資本主義の生成と発展

 1 剰余労働の前史
 2 本源的蓄積
 3 協業による社会的生産
 4 分業とマニュファクチャ

第四章 大工業と労働者

 1 機械制大工業の時代
 2 機械と労働者
 3 失業者の必要性
 4 資本主義のゆくえ

『資本論』第一巻の構成と本書内容の対応表

あとがき
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