花びらは散る 花は散らない 無常の日本思想

花びらは散る 花は散らない 無常の日本思想

日本人はなぜ、「はかなさ」に生きる意味を見出すのか。
定価: 1,728円(税込み)
発売日:2011年03月25日
〈目次〉
1 現代日本の無常観──「空即是色」の「荘厳」
   現代日本の無常観/「はかない」とはどういうことか/唐木順三の提言/方法について/「人間の安心」論/「おのずから」の認識/“死んだら無になる”という死生観/「みずから」の認識/「みずから」為すと「おのずから」成る「みずから」=「おのずから」「みずから」≠「おのずから」/「みずから=≠「おのずから」/「人間はなお荘厳である」/「みずから」「おのずから」の「荘厳」

2 「尊い」とはどういうことか
  理性について/霊妙性について(「いのち」について)/能動性について/一隅性について/一回性・唯一無二性について/希有性(ありがたさ)について1(因縁)/希有性(ありがたさ)について2(時間)/「色即是空 色即是空」/関係性について(「魂」について)/「いたむ」「とむらう」ということについて

3 「花びらは散る 花は散らない」再論
  宮沢賢治の「とむらい」「いたみ」の行方/「いとしくおもうもの」から「みんなの幸福」へ/「一のスピリット」と「凡ての人の上の純潔なる愛」/生者から死者へ、死者から生者へ/「いとしさ」の届け方

4 何がどうあることが「しあわせ」なのか
  「しあわせ」について/「めでたし」について/「祝う」について/「面白し」について/「幸う」「幸について/「むすひ」について/生と死のゆえん/無常と「おのずから」/「すむ(澄む、済む、住む)」について

5 「おのずから」と「みずから」の「あわい」
  「おのずから」と「みずから」の「あわい」という問題枠/日本思想の問題として/現代思考を考える視点として/『鋼の錬金術師』における「おのずから」と「みずから」の「あわい」/「おのずから」・「みずから」の語義/「おのずから」の両義性──自然・必然・当然と偶然/他なるものとしての「おのずから」/坂口安吾の「おのずから」観/遍満の「おのずから」と偏重の「みずから」「/「みずから」の凝固、「私」という問題/「あわい」ということ/「結婚することになりました」補論/「おのずから」と「みずから」の「あわい」の倫理/「やさし」について/「かなし」について/「さようなら」について

あとがき

引用・参考文献
  • ISBN コード : 9784047034884
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 208ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●竹内 整一:1946年長野県生身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学文学部教授を経て、現在鎌倉女子大学教授、東京大学名誉教授。専門は倫理学・日本思想史。著書に『「かなしみ」の哲学』『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』『日本人は「やさしい」のか』など。
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