邪馬台国の考古学 魏志東夷伝が語る世界

邪馬台国の考古学 魏志東夷伝が語る世界

所在地論の謎がこれで氷解する! 東アジア考古学で探る卑弥呼・邪馬台国。
著者: 東 潮
定価: 1,836円(税込み)
発売日:2012年03月23日
洛陽から方万里の外は、夷狄の世界とされた三世紀東アジア。現在の中国東北部、朝鮮半島など「東夷」の国々の考古学的な新知見と『魏志』の世界観から、邪馬台国論争に決着をつけ、倭国の新たな歴史像を描く。

〈目次〉
まえがき

第一章 魏志東夷伝と天下観念
    1 魏志東夷伝序の蛮夷観
    2 東夷伝諸国の境域
    3 遼東・楽浪・帯方郡治と東夷の国々

第二章 東夷伝の国々─その王都と境域
    1 〓婁の境域─黒龍江(アムール川)・ウスリー川流域
    2 東沃沮の境域─長白山脈と東海
    3 〓の境域─太白山脈と東海
    4 夫餘の王都と境域─松花江流域
    5 高句麗の王都と境域──鴨緑江・禿魯江・渾江流域
    6 高句麗の王権と積石塚
    7 魏の高句麗侵攻と夷狄征伐

第三章 洛陽・帯方郡・倭
    1 洛陽の都
    2 魏の武帝・曹操墓の発見
    3 遼東郡・公孫氏・韓・倭
    4 楽浪・帯方郡と倭
    5 帯方郡をめぐる国際関係─公孫氏と魏・韓・倭
    6 漢の文化伝播と楽浪郡

第四章 韓の辰王と倭の卑弥呼─月支国・狗耶韓国・邪馬台国
    1 辰王と月支国
    2 港市・狗耶韓国
    3 韓と倭の鉄の交易

第五章 帯方郡から万二千余里─邪馬台国へ
    1 帯方郡から狗耶韓国・奴国への航海
    2 一支国と伊都国
    3 奴国─韓委奴国王金印の国
    4 不弥国から投馬国水行二〇日

第六章 邪馬台国への道─洛陽から万七千余里
    1 倭国の王都・邪馬台国纏向遺跡─陵邑都市の形成
    2 卑弥呼の外交─公孫氏正権から魏へ

第七章 倭国王と邪馬台国王─邪馬台国に存在した二系列の王
    1 倭王卑弥呼墓─箸墓古墳の造営
    2 倭国王系列(倭王墓)と邪馬台国王系列(邪馬台国王墓)
    3 倭王・倭王族・官
    4 黒塚古墳と黄幢─難升米墓か

第八章 巨大前方後円墳と東アジアの王陵
    1 東夷諸国の葬制と礼
    2 魏晋の皇帝陵と東北アジア諸国の墓制
    3 卑弥呼と箸墓古墳─巨大前方後円墳の出現
    4 卑弥呼と倭の五王─巨大化する前方後円墳

引用文献

あとがき
  • ISBN コード : 9784047035034
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●東 潮:1946年生まれ。徳島大学大学院教授。文学博士(九州大学)。専攻は東アジア考古学。著書に『高句麗考古学研究』『倭と伽耶の国際環境』吉川弘文館など、共著に『韓国の古代遺跡1 新羅篇』『韓国の古代遺跡2 百済・伽耶篇』中央公論新社など多数。
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