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悩むな。己を捨てよ。無心こそ事をなす近道である――。待望の新訳決定版!
「考えるのをやめなさい」。日本滞在中に弓道を学んだドイツ人哲学者ヘリゲルは、自我を捨て心を無にして的を射よと説く師の言葉に、あらゆる道に通底する禅の奥義を感得する。精神集中と身体の鍛練によって、いかに「無心」となり得るのか。世界中で愛読され続ける日本論の名著を新たに訳し下ろし、講演録や鈴木大拙の序文とともに収録。最新研究を踏まえた解説により、日本的な武道と芸道、そして禅の真髄を解き明す決定版!著訳者プロフィール
●魚住 孝至:1953年、兵庫県生まれ。放送大学教授。博士(文学)。専門は日本思想、実存思想、身体文化。著書に『ビギナーズ日本の思想 宮本武蔵「五輪書」』(角川ソフィア文庫)、『宮本武蔵 日本人の道』(ぺりかん社)、『宮本武蔵 「兵法の道」を生きる』(岩波新書)、『芭蕉 最後の一句』(筑摩選書)などがある。
目次
講演「武士道的な弓道」
弓と禅
序言
1.はじめに
2.弓道を学び始めた経緯
3.稽古の第一段階――引き分けと呼吸法
4.稽古の第二段階――離れの課題
5.「無心」の離れ――「精神現在」
6.日本の教授法と達人境
7.破門事件と無心の離れ
8.稽古の第三段階――的前射──射裡見性
9.稽古の第四段階――弓道の奥義の示唆
10.剣道と禅との関係
11.術なき術の道から禅へ
(付録) 英語版・ドイツ語版 序文 鈴木大拙
解説
あとがき