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紀元前9000年に水没した超古代文明が我々に遺したメッセージとは?
古代人が巨大遺跡に刻んだメッセージとは何か?マヤ人は二〇一二年前後の数十年を大周期(グレートサイクル)の終わりとしたが、それはこの世の終わりという意味ではない。一つの時代の終わりである「大きな変化と世界再生の時」が来て、新しい世界世代(ワールドエイジ)の大周期が始まるという意味だ。マヤ人的考え方では、我々は今、波瀾万丈で危険な過渡期に生きている。それを思うと、奇妙で、少々不気味な気がするのは、一九六〇〜二〇四〇年の八〇年間の太陽と星々の配置がマヤ人によって人類史の転換点になると予言され、全く同じ配置が遠く離れたトルコ、ギョベックリ・テペの一万二〇〇〇年前の柱に高浮彫りされていることだ。(本文より)
著訳者プロフィール
●大地 舜:青山学院大学卒。米国オピニオン誌「ニューパースペクティブ・クオータリー」東京駐在員。「グローバル・ビューポイント」(ロサンゼルス・タイムス・シンジケート)東京駐在員。主な訳書に『神々の指紋』『神々の世界』『創世の守護神』(小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)など。
目次
第12章 バールベック
第13章 そこに大洪水がやってきた……
第6部 星
第14章 太陽の門
第15章 創造の場所
第16章 星に記されていること
第7部 距離
第17章 山
第18章 大洋
第8部 終わりに
第19章 次の失われた文明になるのか?