国際交易の古代列島

国際交易の古代列島

古代社会をつくった交易ネットワーク。その贈与と互酬のシステムを探る!
定価: 1,836円(税込み)
発売日:2016年01月21日
国家誕生以前の古代において、越境的な交易関係は、文化の異なる地域や集団間でどのようにして結ばれ、いかに社会変容をもたらしてきたか。王権や国家間の外交史として語られがちな国際交易を、首長層ネットワークと威信財となったモノの動き、「海商の誕生」、東アジア海域での連鎖的で広域的な社会関係、唐物が偏重された背景などから探り、弥生時代からはじまる多様でグローバルな交易の実態を通史的に明らかにする。

〈目次〉
プロローグ──交易史から国際交流を考える

  1 東アジア海域交易圏と倭人の首長たち
1 東アジア海域交流・交易圏をさかのぼる
2 帯方郡から邪馬台国へ
3 卑弥呼の交易
4 倭人の首長と国際交易

  2 対外戦争と国際交易
1 緊迫する東アジア海域と北部九州
2 軍事と交易

  3 律令国家の成立と国際交易
1 隋・唐帝国の登場と列島の南北交易
2 整理さる「内」と「外」
3 国際交易を管理する
4 交易にあらわる中心と周縁

  4 海商の時代の到来
1 海商の萌芽
2 日本で活動をはじめた新羅の交易者たち
3 帰化人か漂流者か、それとも商人か

  5 唐物を求める政治
1 張宝高と文室宮田麻呂
2 皇位継承と唐物
3 唐物使の登場と太宰府

  6 中国と日本を結んだ商人たち
1 在唐新羅人の交易ネットワーク
2 江南海商の対日交易
3 唐滅亡と日本の交易管理の行方

  7 交易がつなぐ人と地域
1 交易港と交易港の間
2 交易者と仏教
3 交易列島の南・北
4 異文化間の交易者たち

エピローグ──中心と周縁の列島交易史

参考文献

あとがき
  • ISBN コード : 9784047035676
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 15.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●田中 史生:1967年福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、博士(歴史学)。関東学院大学経済学部教授。専門は古代史。著書に『越境の古代史』(ちくま新書)、『倭国と渡来人』(歴史文化ライブラリー)、『国際交易と古代日本』(吉川弘文館)など。


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