美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>

美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>

編者: 青柳 恵介
836円(税込)
発売日2015年05月23日

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  • ISBN コード : 9784044094843
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

ものに美があるのではない、美しいものがあるだけ。

白洲正子が見た美術品は膨大な数にのぼる。雪月花の美を映す器や工芸品、湖北に残る円空仏や十一面観音、正倉院御物、伎楽や能の古面、絵巻・屏風・古筆の類から建造物に至るまで、ときには幾度も足を運び、じかに接してその美を享受している。古典や能の素養に裏打ちされた独自の感性がとらえた、思いがけない美の発見や歴史への考察――。自らの目の高さでものを見、こころに響いたことのみを語る、美をめぐるエッセイ集。

著訳者プロフィール

●白洲 正子:1910〜1998。評論家・随筆家。日本の古典・芸能・美術・工芸などを研究。祖父は海軍大将樺山資紀、父は貴族院議員愛輔、夫は白洲次郎。著書に『かくれ里』『近江山河抄』『明恵上人』『西行』『日本のたくみ』『お能の見方』など多数。
●青柳 恵介:1950年生まれ。古美術評論・随筆家。成城大学大学院博士課程(国文学)終了。著書に『風の男・白洲次郎』『骨董屋という仕事』など、編著に『白洲正子「ほんもの」の生活』『別冊太陽 青山二郎の眼』など多数。

目次

飛鳥散歩
美術に見るさくら
雪月花
つらつら椿
椿の意匠

木と石と水の国
聖林寺から観音寺へ
湖北の旅
日本の橋
謎ときの楽しみ
近江の庭園──旧秀隣寺と大池寺
正倉院に憶う
名筆百選
花と器
木とつき合う
古面の魅力十選
日本の百宝
平安の蒔絵箱
MOA美術館を見て
「源氏物語絵巻」について

 解説 「美しいもの」 青柳恵介
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