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大人気のサッカク探偵団、いよいよ第三弾。今回も、キミの脳はだまされる!
影絵芝居のワークショップに参加したカケルたち。ボランティアの大学生の奈美と秋田に、影でできるサッカク<チェッカーシャドウ錯視>を教わり、すっかり夢中になる。
その時、あやしげなサラリーマン二人組が会場にやってきた。どうやら奈美を捜しているよう。カケルたちの機転で逃げ出すことができた奈美は、後日みんなにその訳を話す。
あの二人組は高齢者を狙ったインチキ商法の社員で、奈美の祖母もだまされて大金を払ってしまった。頭にきた奈美はアルバイトとしてその会社に潜り込み、動かぬ証拠を手に入れたという。
あいつらはそれを狙って奈美を追いかけてきたのだ。奈美はいつも大事に持ち歩いていた根付の中にその証拠を入れ、ワークショップにあったお菓子の箱に隠したというが、箱にあった根付の中身は空っぽで、よく見ると根付も偽物にすり替わっていた!
本物の根付はいったいどこに? 今回もたくさんのサッカクが登場、小学生探偵団が大活躍!
小学生から大人まで「おもしろい」「頭の体操になる」「思考力がつく」と驚きの声が寄せられる、大人気「サッカク」ナゾトキ小説シリーズ。
著訳者プロフィール
●ヨシタケシンスケ:神奈川県生まれ。スケッチ集や書籍の挿絵、絵本など多岐に亘って活躍中。主な作品に『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノができるまで』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)がある。
目次
2 光と影のサッカク
3 箱のなかの宝もの
4 なぞの影ぼうし
5 ゆらゆら、ゆれる……
6 あやしく光る目
7 消えたデータはどこに?
8 ふたつのテーブル
9 ひいおじいさんの日記
10 影の男のひみつ