大津絵 民衆的諷刺の世界

大津絵 民衆的諷刺の世界

鬼が念仏? 神さまが相撲?! かわいい江戸民画の奥深き世界に迫る
著者: クリストフ・マルケ
絵: 楠瀬 日年
定価: 1,512円(税込み)
発売日:2016年07月23日
江戸時代、東海道の土産物として流行した庶民の絵画、大津絵。
鬼が念仏を唱え、神々が相撲をとり、天狗と象が鼻を競う――。
奇想天外な世界をいきいきと描くその伝統は、
いかに人気を博し、そして消えてしまったのか。
多彩な78種の画題をオールカラーで掲載し、
愛すべきヘタウマに込められた諷刺と諧謔の精神を解き明かす。
柳宗悦や梅原龍三郎、河鍋暁斎、ピカソさえも魅了された
大津絵の全貌が文庫オリジナルで今よみがえる。


【目次】

 はじめに

第一章 江戸の庶民絵画、大津絵の歴史

 大津絵の発祥
 礼拝用の大津絵神仏画
 鬼のさまざまな姿
 戯画から教訓絵へ
 護符としての大津絵
 大津絵の現在

第二章 楠瀬日年の『大津絵』

 一、 仏
 二、 庶民の神々
 三、 鬼
 四、 英雄
 五、 若衆・奴・芸能民
 六、 美人
 七、 鳥獣

第三章 楠瀬日年と大津絵 ―― 再発見と創作

 大津絵に魅了された近代の洋画家たち
 楠瀬日年の江戸民衆芸術への憧憬
 楠瀬日年の大津絵論
 楠瀬日年の『大津絵』版画集

 おわりに

 註釈
 参考文献
  • ISBN コード : 9784044000417
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 16.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●クリストフ・マルケ:1965年、フランス生まれ。東京大学留学後、浅井忠と明治美術史についての研究でフランス国立東洋言語文化大学(INALCO)より博士号取得。現在、同大学教授。2011年から16年まで日仏会館フランス国立日本研究センター所長。専攻は日本近世・近代美術史と出版文化史。ジャポニスム学会賞、日仏図書館情報学会賞を受賞。編著に『日本の文字文化を探る』『テキストとイメージを編む』(勉誠出版)などがあるほか、フランスで歌麿、北斎、中村芳中、河鍋暁斎など、江戸・明治の画譜の翻訳復刻を多数出版している。


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