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米原万里ベストエッセイII

発売日
2016年04月23日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
748
ISBNコード
9784044000769
レーベル
角川文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 9.5 mm
総ページ数
240ページ
没後10年、初のベスト集。読者を愉しませる天才・米原ワールド決定版!
「読むのは危険です。特に忙しいときは」――斎藤美奈子(本書解説より)

「こ、こ、こっれがなくっちゃ、ルルルロシア人はルルルロシア人じゃない。ゴッルバチッョフの野郎、そこのところが分かっちゃいねえんだ!」
(エリツィン「酒を飲むにもほどがある」)。
幼少期をプラハで過ごし、世界を飛び回った目で綴る痛快比較文化論、
通訳時代の要人の裏話から家族や犬猫たちとの心温まるエピソード、そして病と闘う日々の記録――。
読者を愉しませ続けた天才・米原万里ワールドがここにある!

目次

目次

ドラゴン・アレクサンドラの尋問 
人類共通の価値
酒を飲むにもほどがある
チボー少年と人魚姫
同時に二人の旦那に仕える従僕
鎖国癖
アンドレイ・サハロフ『サハロフ回想録』
「創造的な」判決を下す裁判官の判例
終生ヒトのオスは飼わず
無芸大食も芸のうち
わが家が一番
疎外の極致
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ
国家機密の隠し方
ちいさいおうち
文化の差異は価値を生む
心臓に毛が生えている理由
言葉は誰のものか?
旅行者の朝食
シリーズをめぐる三つの教訓と一つの予想
イチジクの葉っぱはなぜ落ちなかったのか
猫に似た人
叔父の遺言
身内の反乱者
わたしのお姫さま歴 
解説 斉藤美奈子