人生はいつもちぐはぐ

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人生はいつもちぐはぐ

924円(税込)
発売日2016年10月25日
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  • ISBN コード : 9784044001834
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「これで死ねる」と最後に言えるその日まで――。哲学者がつむぐ日々の思考

昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。
未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。
般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。
大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。
生きることの機微をめぐる思考が、
日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。
まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、
身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。

(角川学芸出版刊『おとなの背中』改題)

著訳者プロフィール

●鷲田 清一:1949年、京都生まれ。哲学者。京都市立芸術大学学長。大阪大学名誉教授。せんだいメディアテーク館長。専門は臨床哲学・倫理学。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学教授、大阪大学教授、同大学文学部長、総長、大谷大学教授をへて現職。『分散する理性』(講談社学術文庫)および『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫)で桑原武夫学芸賞、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書)で読売文学賞を受賞し、2004年に紫綬褒章受章。

目次

まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき

1.伝えること/応えること

2.おとなの背中

3.人生はいつもちぐはぐ

4.ぐずぐずする権利

5.言葉についておもうこと

6.贈りあうこと

7.東日本大震災後 2011-12
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