ユーラシアのなかの「天平」 交易と戦争危機の時代

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ユーラシアのなかの「天平」 交易と戦争危機の時代

2,750円(税込)
発売日2024年08月29日

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  • ISBN コード : 9784047036673
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 438ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 29.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

華やかな国際交流に、忍び寄る軍事的緊張

東大寺大仏や正倉院宝物など、絢爛な文化が開花した天平年間。シルクロードや遣唐使などの国際交流により、華やかな印象を持つ人も多いだろう。しかし外交が盛んになった一方、ユーラシア全体を揺るがす軍事的緊張が生じていた。繁栄を謳歌していた唐を、一気に奈落の底に突き落とした「安史の乱」。その混乱の中、藤原仲麻呂が新羅征討を計画――。天平とはいかなる時代だったのか。豊富な史料をもとに世界史的視点で解き明かす。

著訳者プロフィール

●河内 春人:1970年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業。同大学大学院博士後期課程中退。「東アジア交流史のなかの遣唐使」で博士(史学)。関東学院大学経済学部教授。専門は日本古代史、東アジア国際交流史。著書に、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、『日本古代君主号の研究』(八木書店)、『倭の五王』(中公新書、第6回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞)がある。

目次

序章 「天平」の開幕
第一章 「戦後」の再編
第二章 長安の日本人
第三章 変動の予兆
第四章 ユーラシアの接続
終章 「世界史」への道標

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