なまなりさん

なまなりさん

704円(税込)
発売日2022年12月22日

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  • ISBN コード : 9784041132173
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 208ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

現代に、祟りは存在するのだろうか――? 驚異の呪詛怪談。

怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。

著訳者プロフィール

●中山 市朗:(なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。

目次

プロローグ 

■一日目

健治と沙代子 
鈴江と香奈江 
いじめ 
失 踪 
石垣島 
呪 う 
四十九日 
贖 い 

■二日目

島本家 
メール 
沙代子が来る 
貴 船 
仏 壇 
位 牌 
なまなりさん 

後日談 
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