新版 ヒロインは、なぜ殺されるのか

新版 ヒロインは、なぜ殺されるのか

2,420円(税込)
発売日2023年04月04日

数量:

ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784046060945
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 384ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 22.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「男社会」で女性はなぜ生きづらいのか? その答え、ここにあります

自立して自らの人生を生きようした魅力的なヒロインたちは、映画のなかで、なぜみんな死んでしまうのか? 出てくる映画を1本も知らなくても、今読んでも、刺激的な発見に満ちたフェミニズムの名著が待望の復刊! 現代も繰り返し描かれる、男社会の勝手な女性観、消費されるヒロインたちをフェミニスト目線であざやかに読み解く。復刊にあたり、本書と合わせて見たい映画30本を紹介する最新「Feminist Film Guide」を収録。

著訳者プロフィール

●田嶋 陽子:1941 年、岡山県生まれ。津田塾大学大学院博士課程修了。元法政大学教授。元参議院議員。英文学者、女性学研究家。フェミニズム(女性学)の第一人者として、またオピニオンリーダーとして、マスコミでも活躍。近年は歌手・書アート作家としても活動。著書に『愛という名の支配』(2022年に韓国版が刊行。23年に中国版が刊行予定)、『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』(アルテイシアとの対談本)など多数。

目次

第一章 愛か仕事か、二者択一を迫る男たち――『赤い靴』
第二章 女は男のお気に入りのオモチャである――『突然炎のごとく』
第三章 女も愛だけでは生きられない――『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』
第四章 娘が母を告発するとき――『秋のソナタ 』
第五章 あの人にだけは分かってほしい――『女優フランシス』
第六章 主婦という自己犠牲からの脱却――『愛と追憶の日々』
第七章 母親は成功した娘に嫉妬する――『エミリーの未来 』
第八章 自分のセクシュアリティを取り戻す――『人形の家』
第九章 依存と支配が〈弱い自分〉をつくる――『存在の耐えられない軽さ』
第十章 自分を偽ることをやめたとき――『私の中のもうひとりの私』
最近チェックした商品