満洲国を産んだ蛇 関東州と満鉄附属地

満洲国を産んだ蛇 関東州と満鉄附属地

著者: 小林英夫
2,750円(税込)
発売日2023年07月27日

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  • ISBN コード : 9784046064417
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 258ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 14.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

この蛇のような形の「99年の租借地」が、近代日本の運命を決めた

日露戦争で日本が勝ち取り、満洲国の母体となった【関東州】と【満鉄附属地】。あたかも「蛇」のように満洲国の心臓部に食い込み、脱皮を繰り返すその土地は、しかし満洲国とは全く異なる歴史を歩んできたのである。
最新の研究成果と徹底した現地取材から近代日本史の真実を読み解く―
日・中・露による相剋の歴史を今、見つめなおすための一冊。

著訳者プロフィール

●小林英夫:1943年東京都生まれ。早稲田大学名誉教授。文学博士。専攻は、日本近現代経済史、アジア経済論。著書に『満鉄調査部』(講談社)、『満鉄―「知の集団」の誕生と死』(吉川弘文館)、『戦後アジアと日本企業』(岩波書店)、『満洲と自民党』(新潮社)など多数。

目次

【プロローグ】
【1】中国東北をめぐる露・日の角逐の激化
【2】ロシアの膨張―関東州の起源―
【3】日露戦争の展開と関東州の変化
【4】日本の関東州・満鉄附属地統治の開始(1905―09年)
【5】1910年代の関東州と満鉄附属地
【6】関東庁による関東州統治と関東軍の活動(1920年代)
【7】満洲事変と関東州・満鉄附属地
【8】「満洲国」と満鉄附属地返還問題
【9】日中戦争下の関東州と元満鉄附属地地域(1938―41年)
【10】太平洋戦争下の関東州と元満鉄附属地地域(1942―45年)
【11】ソ連侵攻と関東州占領
【エピローグ】関東州・満鉄附属地とは何であったのか




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